[2459] 空想美少女読本
きっちり「箱」を組み立てていかないと何も描けないので、ラフも描けません。
そう、理屈で・・・左脳だけで絵を描いてるようです、私。
色も、どうしてさとぴあさんはあんな色が使えるのか置けるのか羨ましくもあり不思議でもあり。
気がつくと、中学生レベルの水彩さえも描けないんですよぉ、私(泣)
かろうじてアニメ塗りで誤摩化してますが。
というわけで、マンガの線とデッサンや色彩感覚って、脳の別々の場所が司っていると思ってます。
油絵だとゴテゴテになるしアクリルもへたくそ。どう見ても「塗り絵」になってしまって…。さとぴあさんのような、ふわっとした色合いが書きたくても、書き終った瞬間に出来映えを見て思わず眉間にシワがよってしまいます。(笑)苦手なら練習すればよさそうなものですが、どうも生来「まーいいか」という性格なもので、進歩がありません。なので、さとぴあさんがいつもいつも努力なさる様子には感心しきりです。
浦沢直樹さんとか、書こうとする人物のポーズは俯瞰だろうが斜めからだろうが、下書きなどほとんどなしで「目に浮かぶ」し、書けるそうですが、音感みたいな才能って、絵にもありますよねぇ。ああ、ウラヤマシイ。しくしく。
やっぱり地道に書き込んで練習するのが一番なのですね。
明日から頑張ろうかな♪
色彩感覚がもし、個性的に見えるとしたら、たぶん高校生のときの美術部の同僚の影響だと思います。
油彩画を描いた時、影響されてると指摘されました。水道端美術学院風の彩色で、ちょっと人物が黄色っぽかったり、肌色じゃない色を肌部分にぬったぐる感じの塗りでした。このちょっと変わったようにも思える彩色が水道端では基本だったようなんです。
同僚はわざわざ東京に行って講習受けて作品を部室まで持ち帰っていたんですけれど、そこまでするだけあって、そのまま美大にいっちゃいました。
で、左脳ですが、内心どう感じ考えながら絵を描かれてるのかはわからないのですけれど、くまりーたさんが左脳だけで描いているにしては、絵の結果を先にちゃんと見越してみえちゃった状態で描いているように思えてしまいます。
余談ですが、くまりーたさんの絵から何か盗もうとしている私がいるのは確かです。こっそりとアサガオ姫の模写をしたりとか。
>努力
小学校中学校と図画工作は一番苦手で、5段階評価で1か2だったので、元々絵を描く事に向いているわけではなくて、16才の時思ったんです。5年間練習したら、どうなるんだろう?
そんな感じで絵をはじめました。
そのせいか、努力しないと人並みに描けないという気持ちがありますね。でもどの程度努力しているのかは、他の方の努力をしらないので、胸をはって、私は努力してますというのが怖いですけれど、少なくとも才能ではなくて努力の産物として今のらくがきがあるのは確かでしょうね。
彩色は得意なのかどうか自分ではわからないんですが、ひとつだけいえるのは、今塗っているのは、ペインターという塗り専門ソフトを使ったものだという事ですね。
あと、浦沢さんの情報ありがとうございます。
どの角度からでも人物が見えるというのは、うやらましい限りです。私の場合、正方形が頭の中で動くか動かないかで悩んでますから。
この本は発売当初に新刊で購入していたんですけれど、別冊宝島が今のようなB5版ではなく、A5のちょっと小さめだった頃のちょっとしたムックです。
サイボーグ009ファンのパティオというものが発売当時の1997年にはあって盛況でした。そのパティオという仕組み事、NIFTY SERVEのサービスだったので、今年3月旧パソコン通信部門全廃という事でなくなってしまいましたが。
で、そのパティオで話題にでていたのが、上記、空想美少女読本。
amazonにリンクしたのは、カスタマーレビューが面白いからです。
買う買わないは別として、読むだけでも面白いかと。
絵は、そこから観ながら描いたものですが、右脳と左脳がケンカしているのか、形をそのままよーくみて描こうとしている右脳。ここ、握りしめた手が胸にくっついているポーズなので、手の位置間違いという左脳。どっちにせよ、右脳だけでも全部みながら描いているんで、捉えられるものなら捉えられそうな気もするんですけれど手の位置がずれてますね。
線の勢いでつい描いてしまうのとたぶん元絵を描いた人の意図を汲み取る事がさっさとできていないんでしょう。
高校生の時マンガ研究会で描いていたクセが今頃またでてきたようで。
東京BBSというところで指摘されましたが、なんで油彩やリアルっぽいデッサンをやらせるとある程度の絵ができるのにマンガだと総崩れになってしまうんですか?これだけ描ければマンガタッチでも描けそうなのにもしやマンガデッサンができないのでは?
といった指摘。これ今でも痛感します。
絵に登場させているのは、ガオガイガー 卯都木命 ザンボット3 アキ 起動武闘伝Gガンダム、レイン・ミカムラなど。